ショッピング 🛒

瀬戸内ポルボロンとは?

ポルボロンは元々、スペイン・アンダルシア地方の伝統的スイーツ。
口の中でほろほろと崩れてしまうまでに「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と
3回唱えることができれば、願い事が叶うと言い伝えられている、とても幸せなお菓子です。

素朴で優しく、初めて口にした時でもなぜか懐かしさを感じる食感こそ、
まさしく幸せの味かもしれません。

そんなポルボロンを瀬戸内・小豆島の豊かな恵みで
つくりあげたものが「瀬戸内ポルボロン」です。

妹・依里の写真

岡田 依里

料理教室「gonkitchen」主宰の料理家。小さな頃から釣り好きの父に連れられて、船の上で魚をさばかされるなどのスパルタ教育を受ける。結婚後, 料理好きが高じてリッツエスコフィエ専門学校をはじめ様々な専門学校で学び、2017年より, 友人たちを中心に「おもてなし」ではない「ごちそう料理」の料理教室gonkitchenを始める。

瀬戸内ポルボロンが
できるまで。

母の「希望」となるものを。

2020年4月。新型コロナが本格化した頃に、最愛の母が脳内出血で倒れました。一命は取り留めたものの左半身麻痺。コロナに阻まれ、会いに行くことすらできない日々が続きました。
父が毎日、病院に差し入れを届けることだけは許されていたので、電話で母の希望を聞いては父に持っていってもらう。それだけが、遠く離れた私にできることでした。
ある日、「明日は何が欲しいん?」と聞くと、母はこう答えました。

「キウイと黒豆とカボチャと……希望」

希望。その言葉が頭から離れませんでした。母の希望になるものを探しているとき、出会ったのがスペインの伝統菓子ポルボロンでした。「口の中でほろほろと崩れるまでに3回唱えれば、願い事が叶う」と言われるお菓子。これだ、と思いました。それからは毎日のようにポルボロン作り。キッチンいっぱいに小麦とアーモンドの香りを漂わせながら、できあがりを母に試食してもらいました。「おいしい。おいしいよ。」と言ってくれた母の笑顔が私の原動力となり、もっと美味しいポルボロンを突き詰めていきたいと思うようになりました。

スペイン料理のシェフが「本物」と認めた一品。

つくるなら、ちゃんとしたポルボロンを。試作を重ねるたびに、スペイン料理の重鎮であるホセ・バラオナ・ビニュス氏(ピンチョスを日本に広めた第一人者)に試食をお願いしました。そしてついに、こう言っていただきました。

「日本によくあるポルボロンは、ほとんどがクッキーです。あれはポルボロンじゃない。私は依里さんに『つくるなら、本物のポルボロンにしてください』とお願いしました。そしてできあがってきたのが、この瀬戸内ポルボロンです。一口食べて『うん、これは本物です』と言いました。日本でこのポルボロンを食べられるのは、幸せですよ。」
ホセ・バラオナ・ビニュス
(スペインレストラン「レストゥディ」シェフ)

小豆島で毎月、手づくりしています。

ポルボロンのあの「ほろほろと崩れる」繊細な食感は、製法の積み重ねによってしか生まれません。小麦粉とアーモンドプードルをフライパンで時間をかけて炒り、グルテンを飛ばす。何度もふるいにかける。お菓子作りというより、ほぼ肉体労働です。
砂糖はすべて三谷製糖の最高級和三盆を使っています。スペインの本場の食感を保ちながら、日本人の舌に合わせてより繊細に仕上げるためには、和三盆のさらりとした甘みが不可欠でした。レモンは島の山から自分でちぎり、50℃洗いインストラクターの私がひとつひとつ丁寧に処理します。醤油は小豆島ヤマロク醤油の鶴醤、お茶は香川の銘茶・高瀬茶、いちごは小豆島産「女峰」を乾燥させた100%パウダーを自家製で。化学調味料・香料・着色料は一切使いません。
今も毎月、私は島に渡ります。古民家の横の小さな納屋を改装した工房で、100箱限定でひとつひとつ手作りします。工房から流れてくる香りが母の希望となるように。そして、そのパッケージのナンバリングをひとつずつ手書きすることが母の仕事。身体は不自由になったけれど、自分もまだ役に立つことができるとペンを握る母の姿を見て、本当に良かったと思ったのです。
月に一度、予約販売という形にしているのは、できたての状態でお届けしたいからです。作り置きをしない。それが、この商品の約束です。

ポルボロンのお話

「口をすぼめないと喋れない」という物理的な罠

実は、ポルボロンを口に入れた状態で「ポルボロン」と発音すること自体が、ある種の「無理難題ゲーム」になっています。スペイン語の「Polvorón(ポルボロン)」は、「P」や「B」を言うときに必ず唇をしっかり閉じなければいけません。口に含んだ瞬間にサラサラの粉になるお菓子なので、唇を閉じて「ポ、ボ」と発音しようとすると、口の中の空気が押し出され、ブフッと粉を吹き出してしまうのです。昔のスペインの家庭では、子どもたちが願い事を叶えようと必死に「ポルボロン…」と言おうとしては粉を吹き散らかし、周りの大人たちが大笑いする、というのがクリスマスの定番の光景でした。

イスラムとキリスト、2つの文明の結晶

● イスラム文明がもたらした「アーモンド」
中世、スペインの南部(アンダルシア地方)は長らくイスラム勢力(ムアール人)に統治されていました。彼らは当時まだヨーロッパで珍しかったアーモンドの栽培技術や、スパイス(シナモンなど)をお菓子に使う文化を導入しました。これがポルボロンの香ばしさのベースとなります。
● キリスト教徒の証明としての「ラード」
15世紀末にキリスト教徒が領土を奪還(レコンキスタ)すると、今度は修道院を中心にお菓子作りが発展します。イスラム教徒やユダヤ教徒を改宗・排除する歴史の中で、キリスト教のシンボルである「豚肉の脂(ラード)」をお菓子に混ぜることが一般化しました。「ラードを食べる=私は熱心なキリスト教徒である」という、当時のサバイバルのための歴史が、ポルボロンのあの独特なコクと「口溶けの良さ」を生み出したのです。

修道院の伝統

かつて、一般の家庭にはオーブンがありませんでした。そのため、小麦粉や砂糖が手に入る特別な祝祭日(特にクリスマス)になると、人々は材料を街の修道院(コンベント)に持ち込み、修道女(修道院のシスター)たちに焼いてもらっていました。今でもスペインでは、修道女が手作りした焼き菓子を売る文化が残っています。

包み紙を捨てない子どもたち

ポルボロンは必ずキャンディのように両端をひねった薄紙に包まれています。スペインの一部の地域では、「おまじない(3回唱える)が成功したあとの包み紙には、願いを叶える天使の粉が残っている」という可愛い迷信がありました。子どもたちは願いが叶うお守りとして、その薄紙をきれいに伸ばして本に挟んだり、ポケットに忍ばせたりしていたと言われています。

Q:予約はいつからできるのですか?

A:前月の21日から当月の15日まで予約を受け付けております。12月のご注文でしたら、11月21日から予約が始まり、12月15日で締め切り、12月21日より発送いたします。
また、LINEでご登録いただいている方には、毎月予約開始をお知らせいたします。

Q:一度に買えるのは6箱までですか?

A:配送の都合上、6箱までは一つの段ボールにパッケージングし、同一送料でお送りできます。
それ以上の方は、6箱ごとにご注文いただき、その都度送料をいただくことになります。
お手数をおかけしてすみません。

Q:引き出物やお祝いに使いたいのですが。

A:ポルボロンは幸せを呼ぶとても縁起の良いお菓子ですので、お慶び事には最適かと存じます。数多くご入り用の際は、ご相談ください。

Q:配送日時を指定できますか?

A:大変申し訳ありませんが、今のところ配送日時指定は承っておりません。できるようになりましたら、LINEにてお知らせいたします。

Q:冷蔵庫で保管してもいいのですか?

A:瀬戸内ポルボロンは常温で2週間保管できますが、夏季など気にされる時は冷蔵庫で保管されても大丈夫です。
ただし、召し上がる少し前に冷蔵庫から出して、常温に戻してその食感をご賞味ください。

Q:瀬戸内ポルボロン以外にもつくる計画はありますか?

A:瀬戸内や小豆島の美味しい食材をつかった、さまざまなレシピを考えています。
新しいメニューができましたら、LINEなどでお知らせいたしますので、よろしくお願いします。

島田順子写真

エリちゃんのお菓子、大好きです。好き。

慌ただしく過ぎてしまったTokyoでした。 エリちゃんのお菓子、大好きです。好き。 品が良くとてもデリケートで美味しくて、関心しました。 エリちゃんらしい完璧な味です。 頑張って。祈ってます。 又会える日まで、元気でいてねー。 LOVE

島田順子

49AV JUNKO SHIMADA

ホセ・バラオナ・ビニュス写真

依里さんのつくるポルボロンは、まさに私たちが大好きな本物の味わいです。

実は私も家族も、ポルボロンが大好物なんです。スペインから帰る時はいつも、スーツケースいっぱいに詰めて持って帰ってくるくらい好きなんです。 しかし、残念なことに、日本によくあるポルボロンは、ほとんどがクッキーなんです。あれはポルボロンじゃない! だから、私は依里さんに「つくるなら、本物のポルボロンにしてください。」とお願いしました。そして、何度も試作を繰り返した上でできあがってきたのが、この瀬戸内ポルボロンです。 私は、一口食べて依里さんに「うん!これは素晴らしい!本物です。」と言いました。日本でこのポルボロンを食べられるのは、幸せですよ。

ホセ・バラオナ・ビニュス

元「小笠原伯爵邸」総料理長 料理アトリエ「レ・ストゥディ」主宰

島の四季梱包
商品

{AppsMessageTag}